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全菌類のデータベース「大菌輪」LOD(タイプロカリティ)
近年発表された菌類分類学の論文から、「タイプロカリティ」の情報を収集してまとめたデータセットです。
(※)タイプロカリティ (type locality) とは、ある生物種の分類学上の基準となる標本(タイプ標本)の産地のこと。厳密には定義が異なるが、「新種が発見された場所」と一致することが多い。
【注意】可能な限り正確な地点を特定するよう努力していますが、元の文献の情報が不足している場合も多いので、あくまで緯度経度のデータは目安とお考えください。
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データセットには以下の内容が含まれています。
1. #property…個々のデータに割り振られたID。
2. r3id…対応する「論文3行まとめ」のID。
3. Daikinlin_link…当該IDに対応するページのURL。
4. entity1_type…比較元の分類群の当該論文における位置づけ。「新種」「新産種」など。
※ここが「新組み合わせ」や「その他掲載種」など、新規分類群の記載を表す語ではない場合、既存の種のエピタイプまたはネオタイプ標本が新規に指定されています。詳細は元の文献を参照してください。
5. entity1…当該分類群の学名。
6. google_map_address…文献をスクリーニングし、Google mapで具体的な地点を特定した際に用いた地名または緯度経度のデータです。
※大菌輪のページ上ではこのデータを使ってGoogle mapを呼び出しています。
※少なくともデータ作成時には一意の地点に対応していた(検索すると特定の地点が表示された)はずですが、その後のGoogle mapの変更などにより、現在はうまくいかない可能性があります。
※地名と緯度経度が併記されていた場合、緯度経度を優先していますが、明らかに数値が誤っている場合には地名を採用しています。
7. original_address…文献に記載されていたデータです。大文字/小文字の変更やスペルミスの修正などを行っている場合があります。
8. latitude…緯度。
9. longitude…経度。
※緯度経度のデータは極めて不正確な場合があります。例えば「日本」しか情報がない場合、Google mapの仕様上、日本のほぼ真ん中にある長野県の山の中の1点が示されますが、もちろんこの場所は正しいロカリティを反映していません。
10. bibliographic_information…出典の書誌情報。Mendeleyから吐き出されたものをほぼそのまま使っているので、不完全な箇所があります。
11. revised_date…データの更新日。
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Contributors
流浪のアマチュア。100年後の学問のために尽くします。
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